メッセージ

2017年度卒所生 ゆき

私は2017年度に師岡学童を卒所しました。現在は高校1年生ですが、師岡学童が私に与えた影響は大きいのではないかと思います。というより個人的に相当楽しかったです笑。私が思う師岡学童の最大の魅力とは人と人との繋がりです。同学年だけでなく他学年や、イベントを通して地域の方々とも関わることができます。コミュニケーションの機会が減ったしまった現代で、会話をしたり互いに認め合える環境は大切なものだったのだと改めて感じます。師岡学童ではイベントが盛んです。毎年キャンプやバザー、餅つき大会などが行われます。特に私はキャンプが印象に残っています。自然な環境で、普段はできないような、カレー作りや水遊びは最高でした。正直少し戻りたいです笑笑。また高学年になるにつれて自主的に活動することが多くなります。実際私は実行委員長を務めていましたが、全員が参加できるレクリエーションを企画したりイベントの運営や、計画を立てたりしました。師岡学童で過ごした日々の経験こそが自分をあらゆる面で成長させてくれたのだと思います。今でも師岡学童には本当に感謝しています。いつ戻っても受け入れてもらえる学童は、私のHOMEでもあります。

2018年度卒所生 かずき

学童の良いところは自分のやりたいことができることです。例えばマンガが読みたいときは読んで、バスケやサッカー、バレーがしたいときはできるように遊びのレパートリーが多いところが良いところです。お勧めのイベントはキャンプです。理由は長い間友達と話せたり遊んだり1日でき、高学年になるとそれぞれの仕事をやりきった達成感もあると思います!成長できたことは自分から積極的に人に話せるようになり友達の作り方や接し方がわかるようになりました!たくさんできることがあるので色々なことにチャレンジしようと思えるようにもなりました!

2019年度卒所生 けんと

 僕は1年前の3月、ちょうどコロナウイルスが流行りだしたときに、師岡学童を卒所しました。残り数ヶ月というときに、なかなか学童に行けなくなった中で、気づいた事を振り返り、まとめました。
 まず僕が思う学童の良いところは、いろいろな学年の人達と関われることだと思います。僕も最初は仲の良い友達とだけ遊んでいましたが、上級生と遊ぶようになり、さらに下級生ともイベントなどを通して仲良くなっていき、それまで遊んだことがなかった子と接することができました。
 特に、学童の3大イベントの中で、キャンプは1年生から6年生までが1つのチームとなって、2泊3日を過ごすので絆が深まります。
 また、その中で僕が思い入れのあるのがスタンツとキャンプファイヤーです。スタンツは、それぞれがダンスや演奏、手品やお笑いなどを6月くらいから練習しみんなの前で披露します。一年を通して、キャンプやバザーや餅つきで披露するのですが、キャンプが最初の発表になるのでとても緊張します。でも、みんなで頑張ってきたことが形になるのは嬉しかったし、学年関係なく一緒に練習をするので、とても仲良くなります。
 そして、キャンプファイヤーは、3年生がどんな人になりたいか宣言をして、みんながそれを見守ります。これから自分が大切にしたいと思うことを、数ヶ月前から指導員と話し合って決めてたくさん練習をして宣言するのですが、他ではなかなかできない経験だと思います。
 それから、師岡学童はとにかく子どもが前に立つことが多いこともいい所だと思います。僕は、子ども実行委員の常任やダンスのリーダーをやらせてもらいました。みんなをまとめたり、指導員や保護者の方と打ち合わせをして、自分の意見を伝えたり、大勢の前で司会をしたことは自信になりました。卒所した今でも役に立っています。
 6年間こうして過ごしたことで、今でも学年関係なく遊びに出かけるし、1人で気軽に立ち寄っても指導員があたたかくむかえてくれます。卒所しても、つながりができるのも師岡学童のいい所だと思います。

2013年度卒所生 ともや、2016年度卒所生 たくむ、2020年度卒所生 りゅうた母

 我が家の三男が令和3年3月31日に師岡学童を卒所しました。長男が2年生で入所してから12年間という長い年月でしたが、終わってみればあっという間。お世話になった皆様に感謝の気持ちをお伝えしたく、そして卒所した今、師岡学童の素晴らしさを在所生、さらには師岡学童への入所を検討されている方にお伝えしたくこちらに投稿させていただきました。
 12年前、師岡学童に入所した時、正直保護者のお手伝いがあることを負担に感じました。まだ三男が1歳で仕事も忙しく、いつだっていっぱいいっぱい。お手伝いなどなくお金を払ったらなんでもしてくれる学童がいいなと思っている自分がいましたが当時他の選択肢はなく師岡学童に入ったのが正直なところです。でも卒所した今、心から師岡学童で良かったと思っています。
 2020年、コロナ禍で子供たちの楽しみが次々と奪われていく中、こども実行委員長をしていた三男は、未熟ながらどうしたらこの1年をみんなで楽しめるか、指導員さんやイベント委員長と話し合いをしていたようです。6年生最後のキャンプ、そして3年生にとっては火の子という大事な節目になるためどうしても何かできないか、学童の大人たちは子供たちのためにできることを模索し、実行してくださいました。子供がやりたいと思うことを実現させるために、ここまで真剣に考えてくださる保護者が毎年毎年現れることに驚きますが、その前向きな大人の中で子供たちが自分の意見を伝え、共に作り上げていく経験をし、きっと同じことをしてあげられる大人に成長してくれるのではないかと思っています。1年終わってみれば、カタチこそ変わりましたが全てのイベントをやり切って、13人の仲間とともに涙と笑顔で卒所することができました。
 この1年、できないことに嘆くのではなくできることを探りながら子供たちを預かる学童の指導員さんの不安と苦労は計り知れなかったと思いますが、それ以上に子供たちに色々なことを経験させてあげたいという強い気持ちが学童全体に伝染し、最後の1年は今まで以上に絆を深めたように思います。コロナ禍だからこそ、この学童にいる価値は大きく親も子も学年の域に留まらず、ひとつの大きな家族のような学童となりました。
 イベントを盛り上げていたダンスやダブルダッチも回を重ねるごとにレベルアップし、芸達者な子供たちが大人に元気を与えてくれました。
 今、地域にはたくさんの学童があり、何も知らず学童を選ぶことになったら、やはり少々お金が高くても親の手伝いがなく、英語や勉強を教えてくれて、習い事にも送迎してくれるような学童を選んでしまうでしょう。勉強も心配だし、働いているから子供が習い事にも行かれないのはかわいそうだし…と。でも師岡学童の卒所生の進路や活躍を見ていると、そんな心配無用です。翠嵐高校など難関校に合格する子もいれば中学生で水泳の全国大会で優勝した子、高校生最後に剣道で全国2位になった子もいます。そして学童で学んだリーダーの資質を発揮し部活動の部長や生徒会長を務めている子などそれぞれが活躍の場をひろげています。いくつになってもそんなみんなの活躍を親戚のおばちゃんのように喜び合えるのも師岡学童の良さです。
 10年前、東日本大震災の日、帰れない息子のために学童に布団を差し入れてくれた保護者がいらして、翌朝何とか学童に迎えに行くと、息子は朝日の差し込む学童で指導員さんと朝ご飯を食べていました。「お母さんもどうぞ!」とお味噌汁を出してくれたあの温かさは10年経った今も何も変わらず私の心に残っています。
 そんなお金では買えない貴重な時間を過ごさせてくれる師岡学童は子供たちにとって他にない大切な居場所です。今まで本当にありがとうございました。

2019年度卒所生 ちから母

 初めての師岡学童見学の時の事です。少し緊張気味の新1年の子ども達に上級生のお姉さん達がおやつを振舞ってくれました。それを無言でもらう子ども達に  お姉さん達が「人から何か貰った時はなんて言うのかな?」と私達大人に臆する事なくきちんと教えてくれる姿勢にとても感動し入所する事を決めました。
 そして息子が6年生のキャンプの時 1年生の女の子を腰をかがめ背中に手を添えて優しく誘導する後ろ姿を見た時最初の見学会の時に感じた温かい気持ちになりました。
 師岡学童は子ども達がお互いに関わり合い成長する場所です。そしてそんな子ども達を周りの大人が全力でサポートする素敵な学童です。

2019年度卒所生 ゆうと父

 現在樽中2年生の男子の父です!私が思う師岡学童のいいところを挙げてみました。学童を選ぶ際の参考になれば幸いです。
①みんな師岡学童を好きになる
師岡学童には中学生は勿論のこと、高校生もよく遊びに来ています。お兄さん、お姉さんと遊んでもらったり子どもの世界の上下関係だったりも学べますし、なにより年頃の子達が学童に来るのは、居心地がいい、楽しいから以外にないでしょう。
②友達が沢山できる
息子が在所していた頃は在所生が100名を超えていました。しかも全てが師小生。リアルに友達100人出来るかな状態でした。
学年や性別が違ってもみんな仲良く出来るのは凄い。
③リーダーシップが身についた 
学童は3年生までしか受け入れないところもある中で、師岡学童は6年生まで大丈夫。高学年のお兄さん、お姉さんと接する ことで自分もそうなりたいと目標ができていたようで、6年生になる頃には皆をまとめ学童のイベント等について大人と話し  合うことも出来るようになっていました。
④イベント盛沢山 
コロナ渦の現在はどこもイベント自体中止、又は縮小されていると思います。師岡学童も例外ではないでしょうがきっと来年くらいには活気ある世の中になっているはず。師岡学童3大イベントと言えば夏のキャンプ、秋のバザー、冬の餅つきですが  その他季節毎の小さなイベントも私は好きでした。あやとり検定、けんだま検定、コマ検定、ヨモギ団子作りもその一つ。
普段経験させてあげられないことを普通に経験させてくれたことは将来の財産になるはずです。
 最後になりますが、私(保護者)もとても楽しいことばかりでした。小学校入学直前に引っ越ししてきたので知人は誰もなくとても不安でしたが、師岡学童に入所してから指導員さん、保護者の方々もみな優しく声をかけて頂き、すぐに仲間が沢山できました。子供達にも「〇〇のお父さんだー」と声をかけて貰えるのがとても嬉しかったです。当時3件見て回りましたが師岡学童を選んで本当に良かったと思っています。

2020年度卒所生 そうた父

 息子が1年生で師岡学童に入所しました。大袈裟かもしれませんが、この子にとって、我々親にとって、師岡学童入所はターニングポイントだったように思います。
 息子は1年生から男の子ダンサーズに入り、数々の舞台でダンスを披露して来ました。指導員さんが毎日30分ずつ振り付けを教えてくれて、家でも反復練習を行ないます。年々レベルアップするダンスは、アーティストのほぼ完コピなので、習い事で教えてるダンスよりレベルが高く、見応えもあります。
 また、2年生の時にディアボロという大道芸を練習し、バザーで披露した事をきっかけに、様々な大道芸を修得していきました。ディアボロは指導員さんも教える事が出来なかったので、近くで開催していたディアボロ教室に保育時間終了後に指導員さんが連れて行ってくれ、学童内のディアボロ人口も増えて来ました。最終的には、一人で7分間の時間を貰って、数々の大道芸を披露するまでになりました。
 息子は元々緊張し過ぎるタイプで、保育園のお遊戯会で緊張のあまり大号泣した程でした。しかし、師岡学童ではあらゆる場面で成功体験をさせてくれます。例えば、ザリガニ釣りでなかなか釣れない子に、指導員さんがある程度のお膳立てをしてくれて釣らせてくれたり、物作りでは上級生が手伝ってくれたり。こういった小さい成功体験をさせて貰ううちに、自分に自信が持てる様になってきます。息子も数々の成功体験から自信を深め、大勢の人の前で一人で大道芸を披露する迄に成長させてくれました。
 この師岡学童は、指導員さんの子供に対する情熱に感銘を受けた保護者が全力で協力し、一緒に状況に応じたよりよい道を模索し続ける団体です。私も感銘を受けた一人で、自分は何が出来るかを考えた所、元々好きだったカメラしかないと思い、専属カメラマンになりました。各イベントで写真を撮りますが、当時は写真を撮っても一部の人しか参照出来ないストレージに保存するのみで、多くの保護者の方が見れない状態だったため、その辺りから整備を始めていきました。また、イベントに参加しなかった子にもイベントの様子を紹介する意味合いで、フォトグランプリの開催を開始しました。良く撮れていた写真をピックアップして学童に貼り出し、子供、保護者、指導員の全員で投票します。1位になった写真に写っていた子に大きく引き伸ばして額に入れた写真をプレゼントする、というものです。3大イベントで開催し、6年間で18回開催してすっかり定着した一つのイベントになりました。その他、フォトグランプリの写真を使用した学童カレンダーを作成したり、卒所アルバムを作成したり、卒所生一人一人に6年分の写真の中から写真集を作成したりしました。息子は卒所しましたが、写真係は今まで通り継続する事になりました。なぜ、ここまで出来るの?と良く聞かれます。答えは、イベントでダンスを披露する前の緊張した表情だったり、成功した時の喜びと安堵が混ざった様な表情だったり、子供一人一人が成長していく姿を見続ける事が出来るからだと思います。子育てにおいて、一番楽しい場面を見続ける事が出来るからだと思います。
 師岡学童の子は、言わば親戚の子と同じ感覚です。背が伸びた、怪我をしたなど、何気ない日常で一喜一憂し合える保護者同士も、親戚の関係が感覚的に一番近いと思います。息子は中学生になりやがて巣立って行きますが、師岡学童に行けばいつでも子育てが必要な可愛い親戚の子が沢山います。そんな子供達の成長を、可能な限り、要望される限り撮り続けて行きたいと思います。最後になりますが、息子を大きく成長させてくれたり、私に楽しい役割を与えてくれた師岡学童との出会いは、我が家にとってかけがいのない宝物です。

5年みゆき母

 娘がもろおか学童に入りよかったこと、それは家族だけでは経験できない様々なことを経験させて頂けていることだと思います。
 娘が保育園に通っていた頃、私が何度誘っても全然興味を持たなかったあや取りやけん玉。学童で検定が始まると、暇さえあれば練習し、どんどん技を覚えていく様子に驚きました。初めてでも無理なくステップアップできるよう、レベル別に 技は細かく設定されています。上級生が楽しみながらチャレンジし、クリアして喜んでいる姿に刺激を受け、あっという間にハマってしまったようでした。
 また、初めて上級生のダンスやダブルダッチを見たとき、それは特別に運動神経のいい子や、別で習い事でやっている子が披露しているのだと思いました。が、まさかまさか、学童の時間内での練習で、見る度にみんなが上達していくのです。支援員さんのもと、子供同士、学年を越えて教え合っている姿は素晴らしいと思います。
 夏休みなど1日休みの日には、『逃走中』や『すごろくバスの旅』など、びっくりするような楽しい企画も飛び出します。他ではできない経験をさせて頂いているのは娘だけではありません。キャンプ委員になったことがきっかけで、私にも沢山の仲間ができました。今娘は5年生。自分の大好きな学童は、支援員さんやOB・OGが築き育ててきたものと気付き、上級生として今自分にできることをしようと頑張っています。もろおか学童に入れて本当によかった。感謝しかありません!!

5年たまき父

学童のいいところは親も子も一緒に全力で遊ぶという所です。各種学童のイベントを親が企画・参加することを保護者負担と表現されることもありますが、イベント準備は楽しい「大変」です。子供たちを楽しませるために竹藪に竹を取りにいって流しそうめんの装置を作ったり、自家製ピザ窯を作るための実験をしてキャンプ場で組み上げたり、子供たちへ披露するためのダンスを練習したり。笑いながら、時にはお酒を飲みながらみんなで1つのものを作り上げるというのは会社とは一味違った新鮮なものでした。また、親子で楽しむイベントのおかげで学童の親とも子とも仲良くなることができました。ちょっと近所を歩くと学童の誰かに会い「こんにちはー」と挨拶が飛び交います。小学校の授業参観に行けば知り合いだらけです。最初は学童は子供を預けるだけの場所という考えでいましたが、この親も子も含めた人間関係を作ることができるというのが私は学童の最大のメリットだと思います。

2年おうすけ母

 息子は学童がとても大好きです。「学童のどういうところが好きなの?」と聞くと「みんながいてにぎやかなところ!」と言います。
 師岡学童にお世話になるようになって息子は劇的に活発になりました。保育園時代はふわ〜っとしたタイプでしたが今はとにかく身体を動かすことが大好きな子に。師岡学童は、とにかく元気で活発な子供が多く、さらに学年の隔たりなく交わるので、上の学年のお兄さんお姉さんと一緒に過ごす中で自ずと身体を動かす事が好きになったのだと思います。
 また支援員さんが常に、子供にとって何が一番ベストか、どうすれば子供達が楽しく過ごせるかを考えて保育して下さっている事も子供が楽しく通えている理由の一つだと思います。
 そして親目線からは、学年が上がって行くにつれて高学年としての責任や振る舞いを学童生活の中で身に付けさせてくれる点も有り難い所です。師岡学童の子供達は本当に面倒見が良く、上の学年の子が下の学年の子の面倒を見る、という光景が当たり前のように見られますが、こう言った経験は後々の人生にも役立つことだと思っています。保護者が運営主体となっている学童なので、様々な場面で保護者の活躍機会が有りますが、子供達と協力してイベントを作り上げて行くなどして一緒に活動できることは、それほど長くはないであろう子育て期間の中でとても貴重な時間を過ごせていると思います。また、保護者同士の交流も多いので、新たな交友関係も生まれ、親も楽しめる学童です。